家庭用エアコンの工事なら住設ジャパン
Aircon
家庭用エアコン工事とは
家庭用エアコン工事とは、一般家庭用として現在設置されているエアコンを新しいエアコンに交換(入れ替え)する工事のことです。使用頻度や利用状況によって異なりますが、エアコンの寿命は約10年と言われています。長年使っていくとエアコン内部の部品や基盤が劣化・摩耗・故障してしまい、室内温度をリモコンで設定した気温に調節できなかったり、騒音が出たり、室外機でガス漏れが起きたりと、エアコンを快適に利用することができなくなります。よって、修理もしくは新しいエアコンに交換する必要が出てきます。
エアコン工事(取り外し)の流れ
【01】作業場所の確保(事前のお願い)
エアコン工事の際には作業スペース確保のため、お客様にはエアコン下付近のスペース確保を事前にお願いしております。ご協力のほど、宜しくお願いいたします。
【02】養生・脚立の設置
エアコンの取り外し・取り付け作業は脚立の上で行います。脚立と床の接点で床を傷つけないよう、また、脚立の上から工具を落として床を傷つけてしまうことのないよう、養生マットを敷きます。
【03】エアコンのコンセント確認
コンセントは後ほどの工程を経てから抜く必要がありますので、まずは差したままの状態を確認にします。
【04】ポンプダウン作業
エアコン本体(室内機)や配管内残った冷媒ガスを室内機に回収する作業です。エアコンはガスを使用して暖めたり冷やしたりしているので常にガスが充満しています。ガスを大気中に放出しないために回収が義務付けられています。
【05】冷房運転を行う
室外機のファンが回転しだして3分程度が経過したらバルブを閉めます。それから電源を切って室内機の羽と室外機のファンが止まってから、アース線とコンセントを抜きます。
【06】室外機の配管と配線を取り外す
コンセントが抜けていることを確認し、配管のネジを緩めていきます。ポンプダウン作業(室外機の中に冷媒を閉じ込める)を行っていれば、この段階では冷媒が吹出してくることはありませんが、ガスが出ないことを確認しながら行います。
【07】室外機を移動
エアコン室外機の配管と配線を切断することでエアコン室外機が動かせるため、エアコン室外機を持ち上げて別の場所に移動しておきます。
【08】エアコン本体(室内機)の取り外し
エアコン本体(室内機)を壁から取り外し、新たに取り付ける機種に応じて、据付板(背板と呼ばれる壁に取り付けられた金属板)なども取り外します。
エアコン工事(取り付け)の流れ
【01】据付板の取り付け
新たに取り付ける機種に応じて、水準計を使って平行に据付板を取り付けます。エアコン本体(室内機)と壁をつなぐ大事な据付板です。壁の材質により取り付け方法も異なります。
【02】化粧カバー(室内側)の取り付け
事前にミリ単位で計測して配置箇所を設計してから室内側の化粧カバーを取り付けます。(別途有料)
【03】冷媒配管の準備
配管や配線を通し、冷媒配管を接続する準備としてフレア加工を行います。フレア加工とは室外機とエアコン本体(室内機)を接続する冷媒管を接続する際、冷媒管の接続部分をラッパ型に広げる加工です。
【04】新しいエアコンの取り付け
エアコン本体や天井や壁に傷をつけないよう、丁寧にエアコンを取り付けます。
【05】冷媒配管接続
フレア加工を行った冷媒配管とエアコン本体(室内機)の冷媒配管を接続し、結露しないよう配管には断熱材を巻きます。
【06】その他の配管・電線接続
残りの配管や電線を接続します。ドレン排水管は水漏れが起こらないよう接続し、勾配をとることで排水の逆流を防ぎます。
【07】カバーの取り付け
配管には化粧カバーを取り付け、エアコン本体には外側のカバーを取り付けます。これで室内側のエアコン工事は完了です。
【08】室外機の設置・真空引き作業
室外機を架台等で固定して安定した状態で設置し、配管などを接続し、真空引き作業を行います。真空引きとは、冷媒ガスを入れる前にエアコン本体と室外機をつなぐ配管をできるだけ真空にする作業です。
【09】化粧カバー(室外側)の取り付け
室外側の化粧カバー(別途有料)を取り付けます。
【10】動作確認
リモコン操作で取り付けたエアコンが正常に運転(冷房・暖房)するかどうか試運転を行います。また、エアコンに水を少量入れて運転させるドレンテスト(排水テスト)を行い、問題なく排水するかを確認し、取り付け工事が完了です。
~エアコン交換工事のまとめ~
エアコンを新しく入れ替える交換工事に掛かる時間は、およそ2時間前後です。冒頭でもお伝えしましたが、エアコンの耐用年数(寿命)は約10年前後といわれています。故障やエラー表示で交換が必要になると入替工事が終わるまでエアコンが使用できず、季節や気温によっては大変お困りになる場合があると思いますので、定期的な点検やメンテナンスを心がけましょう。
エアコン工事費用の価格相場
【相場①】エアコン取り付け標準工事費用
エアコン取り付け標準工事費用の相場は、エアコン本体の冷暖房能力(kW)で異なります。
・「2.2kW~2.8kW(6畳用〜10畳用)」:18,000円
・「3.6kW~5.0kW(12畳用〜16畳用)」:22,000円
・「5.6kW(18畳用)以上」:25,000円
この標準工事費用の内訳には、室外機は平地又はベランダ置き、パイプ・ドレンホース4m、テープ巻き仕上げ、穴あけ→木造・軽量鉄骨は無料(但しタイル張りの場合は有料)、真空引き作業・プラブロックが含まれます。
※既設のエアコンがある場合は以下別途費用が掛かります。
・旧エアコンの取り外し費用:5,000円
・引き取り処分費用:5,000円
【相場②】室外機設置オプション費用
標準工事はあくまでも基本料金の位置付けで、状況に応じて追加されるオプション工事料金も事前に確認が必要です。まずは「室外機設置」のオプション料金ですが、室外機をどこに設置するかで費用が変わります。
・「屋根置き工事」:10,000〜20,000円
・「壁面置き工事」:10,000〜20,000円
・「天吊り工事」:10,000〜20,000円
・「二段置き工事」:10,000〜25,000円
※多少の金額幅があるのは、既に架台や金具があるかないか、新規で必要かなどの条件やご希望次第で変動する要素があります。
【相場③】パイプ・ドレンホースの延長費用
標準工事に含まれるパイプ・ドレンホースの長さは「エアコン本体から室外機までの距離が4m」です。これを超える場合は別途オプション費用が掛かります。
・「2分3分管」:4,000円/m
・「2分4分管」:5,000円/m
※パイプの太さで異なります。5.0kW以上の大きな能力のエアコンの場合は2分4分管が使われていることが多いです。
【相場④】電源工事のオプション費用
エアコン専用電源がなかったり、ボルト数が合わなかったりする場合に必要です。
・「専用回路増設」:18,000円
・「コンセント変換」:5,000円
・「電圧切り替え」:5,000円
・「コンセント延長」:2,000円/m
・「ブレーカー交換(100Vを220Vに交換)」:5,000円
※リフォームで2つの部屋を繋げて広い1部屋に改装し、10畳用から18畳用のエアコンに変える場合、電源を100Vから200V対応にする必要が出ます。
【相場⑤】室外配管の化粧カバー料金
室外の配管に化粧カバーをかける場合(標準工事費用内ではテープ巻き仕上げ仕様)、オプション費用がかかります。
・「標準セット(2mまで)」:10,000円
・「化粧カバー延長」:4,000円/m
・「曲がり部分用プラスチック製カバー」:3,000円
・「化粧カバー延長のジョイント」:3,000円
・「ジャバラ」:4,000円
【相場⑥】室内配管の化粧カバー料金
室内の配管に化粧カバーをかける場合(標準工事費用内ではテープ巻き仕上げ仕様)、オプション費用がかかります。
・「標準セット(ヘッド、曲り1個、直管1mまで)」(2分3分管):17,000円
・「標準セット(ヘッド、曲り1個、直管1mまで)」(2分4分管):19,000円
・「化粧カバー延長」:3,500円/m
・「曲がり部分用プラスチック製カバー」:3,500円
・「化粧カバー延長のジョイント」:3,500円
・「以前使用していたカバーを再利用(作業代)」:4,500円
【相場⑦】穴あけ工事のオプション費用
モルタル・サイディング・ALC以外の壁に穴を空ける場合、次のようなオプション費用がかかります。
・「コンクリート壁(1~15cm)」:19,000円
・「コンクリート壁(16~20cm)」:24,000円
・「レンガ・タイル壁の穴あけ」:7,000円
・「穴あけ追加」:3,500円/箇所
・「2箇所貫通工事」:4,500円
・「配管スリーブ取り付け」:2,500円
【相場⑧】その他のオプション費用
他にも細かい工事や特殊作業でオプション費用が掛かる場合があります。
・「たて桟」:2,000円
・「ドレン断熱処理」:2,000円/m
・「室外機ドレン処理」:1,500円/m
・「室外機塩ビ管ドレン処理」:2,000円/m(部品各550円)
・「立ち上げ工事」:5,000円/m
・「隠蔽(先行)配管接続」:12,000円
・「エアカットバルブ」:2,000円
・「モール工事」:2,000円/m(曲がり1個220円)
・「高所作業(3F建て等)」:7,000円
・「2人作業(室外機が重い等)」:7,000円
~エアコン工事費用の価格相場のまとめ~
エアコン工事の相場は、交換工事の場合でも室内機サイズや取り付け位置・配管の状況・化粧カバーの有無・室外機を設置する場所や室内機との距離などの状況で金額は変わります。また、修理でもその故障内容によって様々で、高額な修理であれば新品への入れ替えの方が断然お得になる場合がありますので、ご相談時には出来るだけ詳しく情報を教えていただけると幸いです。
ルームエアコン ラインナップ
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ダイキンルームエアコン【S22YTES-W】Eシリーズ・2.2kW・6畳用
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富士通ルームエアコン【AS-AH251L】AHシリーズ(2021年)・2.5kW・8畳用
特価 75,900 円(税込)
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ダイキンルームエアコン【S25YTES-W】Eシリーズ・2.5kW・8畳用
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ダイキンルームエアコン【S36YTES-W】Eシリーズ・3.6kW・12畳用
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富士通ルームエアコン【AS-AH400K】AHシリーズ(2020年)・4.0kW・14畳用
特価 110,000 円(税込)
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ダイキンルームエアコン【S40YTEP-W】Eシリーズ・4.0kW・14畳用
特価 128,000 円(税込)
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ダイキンルームエアコン【S56YTEP-W】Eシリーズ・5.6kW・18畳用
特価 143,000 円(税込)
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富士通ルームエアコン【AS-AH560K2】AHシリーズ(2020年)・5.6kW・18畳用
特価 132000 円(税込)
エアコン工事当日までの流れ
お問い合わせ〜エアコン工事当日まで
エアコン交換工事作業の流れ
(作業時間の目安:基本的に約2時間)
スタッフから一言
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